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弊社のインドネシアにおける環境事業について

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インドネシア共和国について

1.インドネシア共和国について

 インドネシア共和国は、東南アジアに位置する国で、人口約2億5000万人を超える多民族国家です。国土面積は1,900万平方キロメートル以上で、豊かな資源を持つ国として知られています。

政治的には、インドネシアは大統領制であり、大統領は国家元首としての役割を果たしています。現在の大統領は、2019年に就任したジョコ・ウィドド氏です。大統領は、閣僚評議会を指導し、法律や政策の策定に関与しています。

議会は、二院制で構成されています。一院目は、人民代表議会(DPR)であり、定数は575人です。二院目は、地方代表議会(DPD)であり、定数は136人です。両院とも、国民によって直接選挙で選ばれます。

 

インドネシアの政治では、地方自治体も重要な役割を果たしています。地方政府は、地方の経済発展、インフラストラクチャー整備、福祉政策の実施など、多くの分野で活躍しています。

02

インドネシアのパーム油やしの木の環境問題について

インドネシアは、パーム油やしの木を大量に栽培し、その収穫物を原料として食品、化粧品、洗剤などに利用しています。しかし、この植林が環境問題に直結する原因となっています。​​​​​​

​1.大規模なパーム油やしの植林によって、熱帯雨林が破壊され、豊かな生態系が失われてしまいます。熱帯雨林は、世界中の生物多様性を支える重要な生態系であり、その破壊は生態系の崩壊につながります。また、破壊された森林地帯からは大量の二酸化炭素が放出され、気候変動の原因となっています。

 

2.植林に使用される農薬や肥料が、土壌や水質汚染を引き起こしています。これらの化学物質は、野生生物や農民にも悪影響を与え、健康被害を引き起こす可能性があります。また、水質汚染によって、漁業や水道水の利用が困難になることもあります。

 

3.パーム油やしの植林に伴う焼畑農業は、破壊された森林地帯を焼き、土地を開拓する方法ですが、その過程で大量の煙や炭素を放出し、地球温暖化の原因となっています。また、焼畑農業は、森林を破壊するだけでなく、土壌の肥沃度を低下させ、農地を長期的に不毛化させる可能性があります。


以上のように、インドネシアでのパーム油やしの植林は、熱帯雨林の破壊や生態系の崩壊、土壌や水質汚染、地球温暖化など、多くの環境問題に直結しています。

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03

インドネシア政府と弊社の環境問題の取り組み

パーム油やしの植林は、環境問題に直結する重要な課題であり、持続可能な方法で行われる必要があります。弊社は2013年頃より後述する環境問題を考慮したパーム油やしの植林方法を提案。アチェ地区、ブラワン地区、メダン地区の植林を行っています。

 

 

1.既存の農地の利用

新しい農地を開発するのではなく、既存の農地をより効率的に利用する方法を検討することが重要です。既存の農地を最大限に活用することで、熱帯雨林の破壊を防ぎ、生態系を保護することができる。

 

2.多品目農業の促進

単一の作物に依存する農業では、土壌の肥沃度が低下し、土地の不毛化を引き起こすことがあります。多品目農業を促進することで、土壌の肥沃度を維持し、持続可能な農業を実現することができます。

 

3.有機農業の導入

農薬や肥料の使用による土壌や水質汚染を防ぐために、有機農業の導入が重要です。有機農業は、農薬や肥料を最小限に抑え、土壌の肥沃度を維持することができます。

 

4.再生可能エネルギーの利用

パーム油やしの植林に伴う焼畑農業による大量の炭素排出を抑えるために、再生可能エネルギーの利用が重要です。例えば、バイオガス発電や太陽光発電などを利用することで、炭素排出を抑え、地球温暖化を防止することができます。

アチェ地区植林

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メダン地区の植林

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